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記事No2188
投稿日: 2018/05/26(Sat) 16:34
投稿者ペギラ
参照先http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000085401
こんなサイトを見つけました。
おもわず、ご報告に。

あっ、おひさしぶりに書き込みです。(笑

レファレンス共同データベース
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000085401

<引用>
回答
(Answer)
方言に関する資料を調査。

『沖縄語辞典』(大蔵省印刷局、2001年)には該当語句なし。

『琉球語辞典』(半田 一郎、大学書林、1999年)
 p37 発音記号▽ataku「アタク」は「青蛙」の意とある。
 
『石垣方言辞典 本文編』(宮城 信勇、沖縄タイムス社、2003年)
 p37 「アタグ」は「海鵜」の意とある。

『石垣方言語彙一覧』(宮城 信勇、大阪学院大学情報学部、2002年)
 p33に海鵜(ウミウ)の音声記号あり。「アタグ」と読める。

『八重山語彙』(宮良 當壯、東洋文庫、1930年)
 甲篇p9 「アタク」は「う、しまつどり(小濱)」の意とある。「宮古島にては、アタフと云ふ」との記述あり。また、同義語として石垣・西表・與那国の「アタグ」、鳩間の「アダク」も掲載されている。

『精選 八重山古典民謡集 2』(當山 善堂、ティガネシア、2009年)
 p148〜155 「まるま盆山節」三番の歌詞に「海鵜(あたぐ)」が出てくる。