タイトル | : 蝦夷 |
投稿日 | : 2015/01/10(Sat) 11:04 |
投稿者 | : 神奈備 <info@kamnavi.jp> |
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
『蝦夷とは誰か』松本建速著から
p6 現在の青森県の古代の住民は「蝦夷」であったとされる。その人々は縄文時代以来そこに居住しており、北海道のアイヌ民族になる可能性もあったと言われる。『斉明紀』の阿倍比羅夫の北方遠征に蝦夷らの居住地として「津軽」が見えており、青森県以北であろう。彼らの言葉はアイヌ語へと連ならる言葉であったのか。そうだとすれば、津軽弁や南部弁にアイヌ語系統が言語が残っていそうだが、殆ど見いだせない。民俗や風習にも残っていない。
質問 東北の地名にアイヌ語の痕跡が残っている事、しかしアイヌ語が話されていた痕跡がない事はいささか矛盾しそいうですが、僅かな数のアイヌとより多い蝦夷(倭人)が共存してい時代があり、地名はより先に住んでいたアイヌの名づけが採用されたが、言語や文化は倭人のが残ったとでも考えればいいのでしょうか。