タイトル | : Re: はじめまして |
投稿日 | : 2006/10/28(Sat) 09:34 |
投稿者 | : 大三元 |
とみたさん、いらっしゃいませ。
> はじめまして、神奈備掲示板には時折、寄らせて頂いています。駆け出しで言語のことは何も知りません。
はい、良く投稿なさった居られるのを拝見しております。
> シニアになって日本各地や中国やシルクロードへ出かけて、遺跡や博物館を見てまわっています。大三元さんはアイヌ語の大家でミトコンドリアDNAも研究されていると承知しております。
シルクロード、興味津々ですが全く未着手です。大家、とはとんでもないことです。ただ、記紀、アイヌ語、MtDNAなどを並列というのか、総合的にというのか、学際的に、というのか、そういう「ものの見方」、視点、視覚、は新しいことで、オススメしたい、オススメする理由がかくかくしかじか、、ということになろうかと思ってます。
日本語や日本人の「起源」は? という「設問自体の実体」が判らなくなってきて距離を置くようにしています。いずれも「一枚岩」ではなく「混合状態」である、と思うのです。従ってその混合状態の「起源」が何語か何人かに特定できるはずが無く、更にそれらの何語とか何人さえも、これまた「一枚岩」ではない、と考えるべきであろう。と考を進めて行くと、日本語や日本人の起源ってナンのことなのか、、、という次第です。
お書きになっておられた「弓月城」には興味があり、陳舜臣著『中国歴史短編集:4西域・南海編』を取り寄せて、それには松田壽男氏の『弓月についての考』という「詳細な論文」がある、と書いてあり、調べてみるとなんと ん万円もする著作集に入っているらしく、今日からたばこも晩酌をやめて買ってしまおうか・・・とか、いや、やめるのやめたとか・・・ぐだぐだしております。
あ、「弓月」の音訓読みが ku-tal に成りうるので、これが「百済」を「くだら」と読むことにつながっているのではないか、という愚考を発展、補強できることがないか、という角度で↑に興味があります。ご参考:
http://www.dai3gen.net/kudara.htm